シリーズB|業務改善・請求管理 #6
外部への業務委託や支援サービスを活用する会社が増えています。しかし、うまく活用できている会社とそうでない会社では、結果に大きな差が出ます。
この記事では、外部支援を使いこなせる会社とそうでない会社の違いを整理します。
うまく使えない会社に多いパターン
① 「丸投げ」で依頼する
「あとはよろしく」という形で依頼すると、外部の担当者は判断基準がわからず、毎回確認が発生します。結果として「指示を待つだけ」の状態になり、自社の負担はあまり減りません。
外部に任せるためには、自社側でも「何を・どのレベルで・いつまでに」を定義しておく必要があります。
② 「安いから頼む」という発想
コスト削減だけを目的に外部委託すると、品質・スピード・コミュニケーションのいずれかで不満が生じやすくなります。
外部支援は「何を解決したいか」から選ぶべきです。目的が明確でなければ、どんな外部支援も期待通りの結果を出しにくくなります。
③ 内部の情報を共有しない
「社外の人に社内情報を見せたくない」という心理は自然ですが、必要な情報が共有されない状態では、外部担当者は表面的なことしか対応できません。
NDA(秘密保持契約)を締結した上で必要な情報を開示することが、外部支援を実質的に機能させる前提条件です。
うまく使える会社の共通点
① 依頼内容と期待値を明文化している
「何をしてほしいか」「どうなれば成功か」を書面やドキュメントで明確にしている会社は、外部担当者が動きやすく、成果が出やすくなります。
依頼の明文化は、外部支援のためだけでなく、自社の業務整理にもつながります。
② 定期的なコミュニケーションの場がある
週次・月次でのミーティングや進捗共有の場を設けている会社は、問題の早期発見と軌道修正ができます。「気づいたら思っていたものと違った」というミスマッチを防げます。
③ 内部の担当者が窓口として機能している
外部支援と自社の橋渡しをする担当者がいる会社は、情報の流れがスムーズです。誰もが「外部の人のことは外部に任せている」という状態では、連携が機能しなくなります。
外部支援を活かすための社内準備
外部支援を活かすには、社内側の準備が必要です。
依頼内容・完了条件・優先順位を明文化する
情報共有のルールと範囲を決める(NDA含む)
窓口担当者と確認タイミングを決める
「任せっぱなし」ではなく定期的に状況を確認する
外部支援の効果は、外部の質だけでなく、自社の受け入れ体制によっても大きく左右されます。
まとめ
外部支援をうまく使える会社は、依頼内容の明文化・定期コミュニケーション・内部窓口の設置という3点が整っています。
「外部に頼めば解決する」ではなく、「外部を活かす仕組みを内部に整える」という発想の転換が、外部支援の効果を最大化する鍵です。
バックオフィス統括室について
バックオフィス統括室は、外部支援として機能するだけでなく、自社内の受け入れ体制づくりも含めてサポートします。
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